Title: SMTPサーバーの設定

TeamPage からメールによる通知やダイジェストの配信を行うには、SMTP サーバーの設定が必要です。SMTP サーバーを使わずに通知機能を利用したい場合は、RSS フィード や Jabber インスタント メッセージ通知 をご利用ください。



SMTPサーバーの設定



サーバー管理者として TeamPage にログインし、サーバーセットアップ > メール > 送信メール(SMTP) を開きます。

SMTP設定

メール送信を有効にする



チェックボックスをオンにしてメール送信機能を有効にします。このチェックボックスがオフの場合、通知メール、ダイジェスト、ウォッチ通知など、TeamPage からメールを配信する機能は動作しません。

チェックボックスをオンにする

SMTP サーバーの IP アドレスまたはホスト名



SMTP サーバーの IP アドレスまたはホスト名を記入します。

メールサーバーを指定する

送信メールの送信者アドレス



ここには TeamPage から配信されるメールの送信者アドレス（Fromアドレス）を記入します。必要に応じて、下図のように、「"送信元の名前" <送信元アドレス>」のように、分かりやすい送信元の名前を設定できます。

送信元情報を設定する

認証の設定



SMTP サーバーを使用するために認証が必要な場合は、ここで認証についての設定を行います。

SMTP 認証



SMTP サーバーでいわゆる「SMTP Auth」がサポートされている場合、ドロップダウンリストで [はい] を選択し、「アカウント」と「パスワード」欄に適切な情報を記入してください。

SMTP auth 設定

POP 事前認証



POP サーバーによる事前認証、いわゆる「POP before SMTP」を使うかどうかを設定します。

ドロップダウンリストから [はい] を選択し、「サーバー」欄に POP サーバーのホスト名または IP アドレス、「アカウント」欄にアカウント名（ユーザー名）、「パスワード」欄にパスワードを入力してください。

POP before SMTP 設定

暗号化の設定



暗号化の種類



STARTTLS と SMTPS をサポートしています。

暗号化の選択

STARTTLS は、クライアントとサーバーの両方でサポートされている場合に、最初の接続は非暗号化状態で行い、途中で暗号化通信に切り替える方法です。

SMTPS は、最初から SSL で暗号化された状態で接続します。

重要: SMTP サーバーのサーバー証明書に信頼できる認証局の署名がない場合、TeamPage は SMTP サーバーへ接続しません。TeamPage の TLS マネージャー で、SMTP サーバーのサーバー証明書を信頼するように設定してください。詳しくは、自己署名されたSMTPサーバーとの暗号化通信 を参照してください。



SMTP 接続設定



SMTP ポート



SMTP サーバーへ接続するポート番号を指定します。通常、暗号化されていない場合は「25」、暗号化されている場合は「465」になります。

ポート番号を設定

接続のタイムアウト



SMTP サーバーに対してリクエストを行ってから返答を待つ時間をミリ秒単位で指定します。ここで設定した時間を超えても SMTP サーバーへ接続できない場合、TeamPage は接続を中止します。

通信のタイムアウト



SMTP サーバーとの通信が非アクティブな状態の場合、TeamPage が接続を中止するまでの時間をミリ秒単位で指定します。

SMTPサーバーの接続テスト



[適用] ボタンをクリックして設定を保存すると、[SMTP テスト] ボタンが有効になります。

SMTPテストボタン

ボタンをクリックすると SMTP への接続テストが行われ、下図のような画面に結果が表示されます。テストに成功すると、テスト成功のメールが「送信メールの送信者アドレス」宛てに送信されます。

テスト結果

エラーが発生する場合、エラーの内容と設定をよく確認してください。

下図は、ユーザー名やパスワードに誤りがあり、認証に失敗 (Authentication Failed) したときの例です。

認証失敗

下図は、暗号化が必要な SMTP サーバーに暗号化なし (plain text) で接続を試みて接続に失敗した時の例です。

暗号化設定ミス



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Article: DocJp128 (permalink)
Categories: :FAQ:SMTP, :FAQ:メール, :FAQ:メール通知
Date: 2009/09/28; 14時50分14秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo