Title: ポート

TeamPage は、デフォルトで 8080 番ポートを使用します。別のポートに変更するには、下図の欄に使用したいポート番号を入力してください。

サーバーセットアップのポート番号の指定

TeamPageのアドレス設定 (URLの設定) が設定されている場合は、TeamPage はそのアドレスにバインドします。

注意: TeamPage がサポートする最大同時使用ポート数は「3」です。それぞれのポートに対して異なるセキュリティ設定を施せます。この機能は、例えば、ファイアーウォールの内側では暗号化されていない HTTP プロトコルを使用し、外側では暗号化された HTTPS を利用するといった場面で利用できます。これを行うには、TeamPage の設定ファイルである Traction.properties を編集します。。詳しくは、FAQ214: 複数のポートでTeamPageを運用するには を参照してください。

80ポートや443ポートを使用するには



1024 番以下のポートを使用するには、TeamPage を root や Administrator 権限で動作させる必要があります。また、他のプロセスがそのポートを利用していないことを確認してください。

使用ポートの競合



そのポートを別のプロセスが使用している場合、TeamPage は起動できず、コンソール画面と traction.log ファイルに以下のメッセージを出力します。

*** Error ***
Could not initialize server on port 8080. Either another process is using
the port, or the bind address specified (see URL below) is not on this machine.

Unable to start server on http://hoge:8080
One or more sockets failed to bind. Traction will now exit.

Press the enter key to exit Traction.


このエラーが発生した場合は、TeamPage か競合するプロセスのどちらかの使用ポートを変更してください。

root以外で起動して80ポートを使用するには



TeamPage がインストールされた OS によっては、外部からの80番または443番ポートへの通信を他のポート番号へ変換できる場合があります。例えば、SolarisやBSDでは、ipnat.conf ファイルに以下の記述を追加します。

rdr dnet0 192.168.2.1/32 port 80 -> 192.168.2.1 port 8080


ホストの外部との80ポートを使った通信は8080ポートへ変換されるため、TeamPage を root 権限の必要がない8080ポートで起動できます。

Linux 環境でも ipchains を使用して同じことを実現できます。

また、ルーターのポート・フォワード機能を使用して、他のポートへ通信を転送している例もあります。



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sse_port.png
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Article: DocJp34 (permalink)
Date: 2009/06/08; 14時08分49秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo