Title: 検索ボックスにラピッド セレクタを入力して複雑な検索を行うには

検索ボックスで ラピッドセレクタ を使うことで、次のような複雑な検索ができます。

メモ: 検索を実行するときは、コマンドを半角スラッシュ記号「/」で指定してください。



(例) キーワード「TeamPage」を、大文字と小文字を区別して検索する ---> /C(TeamPage)

コマンドによる検索



コマンド 機能
word 指定した語が含まれているあらゆる項目に一致します(大文字と小文字は区別しません)。これは下記の c(word) の省略表記です。他の コマンドと共に使用しない場合は、先頭に / 文字を付けずに語を入力してもかまいません。例えば、検索ボックスに「Weblog」 などのキーワードをそのまま入力します。
c(word) c は小文字で入力します。指定した語が含まれているあらゆる項目に一致します(大文字と小文字は区別しません)。
C(word) C は大文字で入力します。 指定した語が含まれているあらゆる項目に一致します。このコマンドは大文字と小文字を区別します。
c("複数語から構成される句") 指定した句が含まれているあらゆる項目に一致します。句は引用符で囲まなければなりません。 大文字と小文字を区別する場合は、 c() の代わりに C() を使用します。 他の コマンドと共に使用しない場合は、先頭に / 文字を付けずに句を入力してもかまいません。
a(user) 指定したユーザーが投稿(作成)したあらゆる記事に一致します。
(:label) 検索式内に指定されたタグは、そのタグを含むあらゆる項目(段落)に一致します。タグが「タグが付けられた一覧」画面の指定として解釈されないようにするには、少なくとも 1 レベルの () でタグを囲む必要があります。詳しくは、ラピッド セレクタによるビューのリクエストと検索の違い を参照してください。


以下では、特殊なケースまたは複雑なケースを説明します。

コマンド 機能
word AND word 指定した両方の語を含んでいるあらゆる項目に一致します(大文字と小文字は区別しません)。これは下記の c(word1 AND word2) の省略表記です。
word OR word 指定した語のいずれかを含んでいるあらゆる項目に一致します(大文字と小文字は区別しません)。これは下記の c(word1 OR word2) の省略表記です。
c(word1 AND word2) contains コマンド c() および C() には、式の引数を結合する AND 、 OR 、および NOT 演算子を含めることができます。結果のコマンドは、式 (c(word1) AND c(word2)) に変換されます(下記を参照 )。
c(word1 OR word2) (c(word1) OR c(word2)) に変換されます。
c(word1 word2) 演算子を使用しないで複数の語を contains コマンドに指定すると、AND が暗黙的に使用されます。式 (c(word1) AND c(word2)) に変換されます。
a(user1 OR user2) c() と同じですが、 1 つの記事の投稿者が複数いるということはあり得ないため、 AND は使用できません。式 (a(user1) OR a(user2)) に変換されます。
a(user1 user2)
a(not jkn)
a(~ jkn)
(not a(jkn)) に変換されます。注:「 ~ 」と引数の間には空白文字(スペース)を挿入する必要があります。
c("and not") 句 "and not" を検索します。引用符を使用しないと、この検索は (c() AND (NOT c())) に変換されます。これは判断することができません。


より複雑な検索式は、上記のコマンドだけでなく、下記の演算子でも作成できます。演算子を含む式は必ず ( ) で囲む必要があります。

演算子による検索



<td式内のすべての一致が、ある記事内の同一段落上で一致している必要があります。例えば、 i(:news and :views) では、両方のタグが同一記事というだけではなく、同一段落内に存在する必要があります。

演算子 機能
(exprANDexpr)
(expr&expr)
両方の式が一致した場合に一致します。演算子は、大文字または小文字のどちらで入力してもかまいません。
(exprORexpr)
(expr|expr)
どちらかの式が一致すれば一致します。
(NOTexpr)
(~expr)
含まれる式が一致しない場合に一致します。
i(expr)
e(expr) 同じ記事内に含まれている限り、式に含まれる一致を一致と見なします 。例えば e(:news and :views) では、両方のタグが同じ記事内に存在している必要があります。この際、それらのタグが同じ段落に含まれているかどうかは考慮されません。
(:label1:label2) 式に複数のタグが含まれる場合は、 OR が暗黙指定されます。これは、(:label1 OR :label2) と同じ意味になります。
(:label:*) あいまいなワイルドカードを含む式は、一致する全タグの OR 式に変換されます。例えば、 (:bug:*) は、(:bug:open OR :bug:closed) と解釈される可能性があります


検索の例



以下に、検索例をいくつか示します。検索ボックスにこれらのコマンドを入力するときには、「/」が必要になりますので注意してください。

検索式 機能
/a(yamada) ユーザー「yamada」によって投稿された現在の期間範囲内の記事をすべて表示します。
/a(yamada) abc

現在のスペース内の、ユーザー「yamada」によって作成されたすべての記事の記事一覧を記事ボリューム「簡易」で表示します。
注:abc は修飾子でボリュームや内容を制御します。
a=すべての期間
b=簡潔表示
c=すべての記事(コメントを含む)

/abc (a(yamada) and c(meeting))

現在のスペース内の、ユーザー「yamada」により作成され、「meeting」 というキーワードを含むすべての記事の記事一覧を簡潔で表示します。

/i(c(meeting and notes))

選択期間内の、「meeting」と「notes」という両方のキーワードを含む段落のあるすべての記事を表示します。

/(a(yamada) & i(c(meeting and notes)))

上記の例と同じですが、ユーザー「yamada」によって投稿された記事だけを表示します。

/C(Carlos & !Associates) 「Carlos」を含み、「Associates」というキーワードを含まないすべての記事を表示します。大文字と小文字を区別します。
/I(c(this and not that))

キーワード「this」を含み、キーワード「that」を含まない段落があるすべての記事を表示します。

/:news ab c(future) 全期間について :news の「タグが付いた一覧」画面からキーワード「future」を含む記事を検索し、結果を簡潔画面に表示します。ほとんどの場合、「タグが付いた一覧」画面の検索は記事一覧の検索よりはるかに高速です。




関連記事
Article: FAQ107 (permalink)
Categories: :FAQ:検索, :FAQ:ラピッドセレクタ, :FAQ:TP機能
Date: 2009/04/28; 17時28分28秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo