Title: TeamPage 6.1.19 アップデート

この記事では、TeamPage バージョン 6.1.19 における変更点や改善点をお知らせします。

バグ修正



• TeamPage からファイルをダウンロードするとき、ファイルの種類に関わらず、HTTP レスポンスヘッダ "Content-Type" に charset パラメーターが誤って付いていた問題を修正しました。

• サーバーセットアップ > 既定値 > スペース設定 > メンバー/招待 のページに [スペースへの招待を許可] 設定項目を表示するようにしました。以前のバージョンまでは、この設定はスペースセットアップに表示され、サーバーセットアップには表示されないようになっていました。(参照: 招待機能

• CRM プラグインの「案件」のようなプロジェクト記事の一種や、同様のマイルストーンの一種と関連付けて近況アップデートを投稿し、[近況] タブで表示したとき、関連付けられたプロジェクトの種類が(例えば)「案件」ではなく常に「プロジェクト」と表示されてしまう問題を修正しました。

関連付けたプロジェクトの種類を正しく表示

• ユーザーやスペースの検索時に入力補完として表示される候補数の上限が適用されていなかった問題を修正しました。この問題は、例えば、@ メンションのユーザー検索や、投稿/編集フォームのスペース選択ボックスやユーザー選択ボックスで、ある条件において発生していました。今回のアップデートで、表示される上限数は 20 となります。

• 新しいユーザーディレクトリの設定を行うときのプリンシパルの移行におけるユーザーのルックアップの動作を変更し、予期しないエラーが表示されたりマッチするユーザーがまったく表示されない問題を回避するようにしました。

• ライセンスの期限が切れたりライセンスで許可された数以上のスペースやユーザーアカウントが有効になっている場合に、各種セットアップの変更が適用されない問題を修正しました。

• いくつかのメディア用ウィジェット(QuickTIme やメディア リソースのウィジェット)で、高さや幅の設定値が適用されない問題を修正しました。

• タスク、プロジェクト、マイルストーンなどを完了状態で作成し(todo ではなく done タグを付けて投稿し)、その後で開始状態にして(doneタグをtodoタグに変更し)、それから完了状態にした(todoタグからdoneタグへ変更)した場合に、最新の完了日時ではなく、初めの完了日時(=投稿日時)が表示される問題を修正しました。

タスクの完了日時

• アクティビティのフィードでは、投稿や編集がごく最近に行われた記録は「〜秒前」のように表示されますが、ほとんど時間が経っていない場合に「0 分前」と表示されるバグを修正しました。

• アクティビティ > フィード画面などで、記事の編集記録が、ある条件において表示されない問題を修正しました。

• PDF のエクスポート時の [ダウンロード] ボタンをクリックしたときなど、ファイルの拡張子が正しく使用されなかった問題を修正しました。

その他の変更



セクションテーブル ウィジェットの表示項目などをより簡単に設定できる、新しい設定ダイアログを搭載しました。これまでのバージョンでは、表示する項目(列)や表示フォーマットなどを JSON のコードで指定しなければなりませんでしたが、このバージョンから、下図のように、表示したい項目を選択し、表示順を並び替えるだけで済むようになりました(一部、英語表記が残っていますが、次のバージョンで日本語化される予定です)。旧セクションテーブルも引き続き利用可能です。



• ライセンスの期限が切れたりライセンスで許可された数以上のスペースやユーザーアカウントが有効になっていたりする場合で、なおかつサーバー管理者としてログインした場合に、その旨を伝えるメッセージが Proteus スキンのさまざまなページに表示されるようにしました。

• ファイルやその他の静的なリソースの GET および HEAD リクエストに適用される HTTP リクエストヘッダーの取り扱いを改善し、Range や If-Modified-Since ヘッダーをサポートし、If-UnmodifiedSince と If-Range HTTP リクエストヘッダーを追加しました。

• カレンダー画面の左上に表示される年月は、前バージョンまで、日本語ロケールで「6月 2016」と表示されていましたが、本バージョンから「2016年6月」のように表示するように変更しました。

• サイドバーの [メールで投稿する] 欄のメッセージを日本語化しました。



• スペースの「Wiki」テンプレートの「掲示」セクションの記事ボリュームを「タイトルのみ」から「最初の段落」に変更しました。

開発者向け情報



• com.traction.sdk.view.Section と SDL の <section> タグで Index Entry Types を適用できるようになりました。

• com.traction.view.listener.notifier.transport.EmailTransport と PreferredEmailTransport は、skipSend という名の、次のメソッドを使えるようになりました。

protected boolean skipSend(com.traction.sdk.Context context,
                           com.traction.sdk.event.EventContext eventContext,
                           com.traction.sdk.mail.Message message);


これらのサブクラスは、特定の通知メールを禁止するメソッドを使用できます。既定では、skipend= プロパティおよび skipend= と forcesend= URL パラメーターに基づいています。



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Date: 2016/08/13; 22時10分26秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo