Title: TeamPageが複数のポートを使用するように設定するには

TeamPage が使用するポート番号(リッスンするポート番号)は、サーバーセットアップ > ネットワーク > HTTP サーバー のページで設定でき、設定内容は、Traction.properties というファイルに保存されます。この Traction.properties ファイルを編集することで 2 番目や 3 番目のポートを追加指定できます。

この記事では、そのやり方を紹介します。



Traction.properties ファイル



保存場所



Traction.properties は、TeamPage の全体的な設定内容が保存されているファイルで、TeamPage がインストールされた「server」フォルダにあります。

Windows 版の既定のパスは、C:\Program Files\Traction\traction\server です。

編集



テキストエディタで Traction.properties を開き、次の内容を追記します。

# 2番目のポート番号
port2.port=8081
# 2番目のポートのセキュリティ(0は暗号化なしのHTTPを意味します)
port2.secure=0


HTTPS 暗号化をするには port2.secure=1 を、クライアント証明書を使うには port2.secure=2 を指定します。

ファイルを上書き保存して TeamPage を起動します。

下図のように、指定した 2 つのポートで「Server Ready on 〜」が表示されることを確認します。



1 番目のポートやセキュリティレベルは、次の port=secure= で指定されています。

port=8080
secure=0


3 番目のポートを追加するには、次のようにしてください。

port3.port=8082
port3.secure=0


注意



ダイジェストや通知メールの中のリンクには、1 番目で指定されたポートやセキュリティレベルが反映されます。



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Article: FAQ2932 (permalink)
Categories: :FAQ:ネットワーク
Date: 2024/04/25; 14時26分20秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo