Title: ブラウザの種類によって表示スキンを変更するには

TeamPage には、「IE や Firefox でアクセスされたら Proteus スキンで表示し、BlackBerry でアクセスされたら Simple スキンで表示し…」といった、スキンの自動切り替え機能があります。

ここでは DoCoMo 携帯でアクセスしたときに自動的に Simple スキンで表示する例で解説します。

User Agent の確認方法



どのブラウザで TeamPage にアクセスしているかは、環境変数の User-Agent (ユーザー エイジェント) 情報を元に判定しています。

User Agent 情報とは、ブラウザが TeamPage にアクセスするときに TeamPage に送信する「自分が何者なのか」情報で、ブラウザやOSの種類、バージョンなどが含まれています。この情報は、確認くん診断くん などで確認できます。



スキン切り替えの仕組みと設定



User-Agentの判定を規定しているのは、TeamPageをインストールしたserverディレクトリの useragents.properties というファイルです。

DoCoMoの携帯に対してSimpleスキンを適用する記述は次のようになります。

palm.properties
DoCoMo
>>>>>


1行目は、クライアント(Web ブラウザ)に対して適用したい properties ファイルを記述します。これは server ディレクトリ配下の /config/useragents の中にあるファイルです。

/config/useragents/palm.properties をテキストエディタで開くと、

skin=simple


という記述があります。このことから、palm.properties が適用された場合、画面は Simple スキンで表示されることがわかります。

2行目は、User Agent 情報の中に含まれる文字列を指定します。上記の例は、「DoCoMo」という文字列が含まれていたら palm.properties を適用せよ、という意味になります。

3行目には、項目の終わりを示す「>>>>>」を書きます。

useragents.properties に書かれた各判定項目は、上から順に適用されていきます。最後の判定項目は

defaultagent.properties
>>>>>


となっており、これは「空の文字列、つまりどんな User Agent でも defaultagent.properties を適用せよ。」という意味です。追加する判定基準項目は、この前に書く必要があります。

DoCoMoのUserAgent記述を追加

useragents.properties ファイルを上書き保存し、サーバーセットアップ | サーバー管理 タブ の [キャッシュのクリア] をボタンをクリックしてください。DoCoMo 携帯で TeamPage にアクセスし、自動的に Simple スキンで表示されるかどうかを確認します。



Attachments:
edit_useragents_prop.png
useragent_firefox.png
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Article: FAQ282 (permalink)
Categories: :FAQ:TP機能, :FAQ:表示
Date: 2009/11/05; 15時21分55秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo