メールの1通1通には固有の ID (Message-ID) が割り振られています。また、返信メールには「どの ID のメールへの返事なのか」を示す In-Reply-To という情報が組み込まれています。TeamPage は、メールを投稿するとき、メール中の Message-ID や In-Reply-To を調べ、In-Reply-To で示されたメールが既に投稿されている場合は、その投稿済み記事のコメントとして投稿します。
メールでのやり取りの例
例えば、下図のように、ユーザー A からユーザー B 宛にメールを送信するとき、CC で TeamPage にも投稿するとします。このとき、ユーザー A には In-Reply-To 情報がないため、TeamPage は(コメントではなく)新規記事として投稿処理します。
このメールに対して、ユーザー B が「全員に返信」するとします。すると、ユーザー B の返信はユーザー A に宛てられ、なおかつ TeamPage にも CC されます。このとき、ユーザー B のメールには、「このメールはユーザー A の Message-ID: ABC-001 に対する返事である」ということを示す In-Reply-To 情報が自動的に挿入されて送信されます。
ユーザー B からのメールを受け取った TeamPage は、ユーザー B のメール中の In-Reply-To で示された Message-ID を調べ、ユーザー A からのメールとして既に投稿されていることを発見します。そして、ユーザー B からのメールをユーザー A からのメール投稿記事のコメントとして投稿処理します。