Title: TeamPage 5.2.67 アップデート

この記事では TeamPage 5.2.67 における変更や改善を紹介します。このリリースの主な内容は、TeamPage に含まれる Java のバージョンの 6 から 7 へのアップデートです。この変更により、近日リリース予定の Attivio AIE 3.5.1 に対応しました。

バグ修正



• 同じ名前のファイルが複数添付されている記事がダイジェストの本文に表示されるときに添付ファイルの表示が正しく行われないことがある問題を修正しました。

その他の改善点



• Attivio AIE 3.5.1 プレミアム検索モジュールに対応しました。

• TeamPage のインストーラーに含まれる Java のバージョンを 6 から 7 に上げました。プラグインで Java を使っている場合は、再コンパイルを推奨します。

開発者向けの機能



• SDK と GWT フォーム API ((si.sdk.data.EntrySourceFactory を使用する FormFactories) におけるカスタム エントリー タイプ (custom entry type) と記事クラス (entry class) との分別を修復しました。

この変更の主たる目的は、「記事」を特定の entry class に結びつけ、記事を特別な編集フォームで作成/編集するためのプラグインを作成しやすくすることです。

例えば、「タスク」という entry class を何か別の custom entry type に結びつけると、この種の「記事」を別の論理的な名前で扱えるようになります。

これは、ビルドインされている custom entry type (例えば、タスク、マイルストーン、プロジェクト、予定など) の「サブタイプ」用の作成/編集フォームをデザインするときに特に便利な機能となります。

FormFactory の設定ファイルで source=entry が指定されている場合、そのフォームで作成される記事(エントリー)の custom type は entry_custom_type 属性で指定されたもののままですが、entry_class 属性で entry class を指定できるようになりました。

次のコードは、FormFactory 設定ファイルの例です。(server ディレクトリ下の /config/data/form にある *.properties ファイルです)

# config/data/forms/myform.properties
 
class=tsi.sdk.data.EntryFormFactory
 
display_name=My Custom Form
 
# located in the current directory
xml=config.data.forms.myform-schema
sdl=config.data.forms.myform-layout
 
sources=entry
 
# These entries will be treated just like all other tasks, including belonging
# to the "task" index entry type (config/entry/indextypes/task.properties)
entry_custom_type=task
 
# But they will belong to the "mine" entry class (config/entry/classes/mine.properties)
# so that they will open in this form for editing.
entry_class=mine


Entry.getEntryClass によって返される EntryClass の値は、記事に埋め込まれた "_class" エントリープロパティの値が反映されます。記事に "_class" エントリープロパティが存在しない場合や未知の EntryClass 名が指定されている場合は、代わりに custom entry type と同じ名前の EntryClass が使われます(記事が custom entry type に紐付いている場合)。

エントリープロパティ "_class" が優先されるので、記事の EntryClass は記事の編集に使うべきフォームを判別できます。これまでプラグインの制作者は、サイドバーの「記事の編集」ボタンをクリックした時に正しい編集フォームが表示されるように src/com/traction/sdl/gwtrpc/shared.sdl をハックする必要がありましたが、今後はその必要がなくなります。(既存のプラグインで shared.sdl をハックしている場合、この改善点を利用するには、プラグイン中のファイルを修正する必要があります)



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Categories: :DocJp:ChangeLog
Date: 2013/09/26; 11時28分38秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo