Download726: TeamPage 5.2.40 アップデート

Title: TeamPage 5.2.40 アップデート

この記事では、TeamPage 5.2.40 での変更点を紹介します。

ハイライトは、Internet Explorer 10 のサポート、メールによる返信（コメント）投稿の改善、モバイル端末（特にiPad）サポートの改善、スウェーデン語のサポート、レイアウトコントロールのための新しいプラグイン、画面ロードやその他のパフォーマンス改善などなど...です。

新しい機能と改善点

• Attivio 3 のサポートの準備のため、Attivio 検索に関するリソースをプラグインに移動させました。今後は、使用する Attivio のバージョンに合ったプラグインを TeamPage にインストールすることで Attivio 検索が利用できるようになる予定です。

メモ : この TeamPage 5.2.40 が対応する既定の Attivio のバージョンは、まだ 2.2 のままです。

• メールによる返信投稿（コメント投稿）のルールとして、新たに「+」記号を返信先メールアドレスに入れる方法をサポートしました。なお、これまでの「@」記号をメール表題に入れる方法も引き続きサポートしています。

メモ : 例えば、TeamPage のメール投稿用メールボックスのアドレスが inbox@example.jp である場合、「ABCスペースの123番記事 (ABC123)」へメールでコメントするには、inbox+ABC123@example.jp へメールを送信します。メール通知やウォッチ通知では、既定で、この方法が使われるようになります。いくつかメールソフト（メーラー）では表題によってメールのスレッドを作成しているため、この変更により、そのようなメールソフトでのスレッド表示が正しく行われるようになります。

注意 : この新しいルールが正しく動作するためには、メールサーバーがこのルールをサポートしている必要があります。これまでの「表題に『@記事ID』を入れる方法」を引き続き使用するには、サーバーセットアップ | メールタブ | 通知メッセージタブの「Email Notification Reply Target Designation Style」設定で [Subject (@TractionID)] を選択して下さい。

• ユーザーインターフェースの表示ロケールとして、新たにスウェーデン語をサポートしました。

• Proteus スキンのサイドバー上部に常にスペース選択欄を表示するプラグインを搭載し、既定で有効にしました。 (Download664)

• すべての画面で常にサイドバー記事を表示するプラグインを搭載しました。 (Download574)

• Proteus スキンの CSS と JavaScript を縮小し、画面のロード時間を改善しました。

• 特に iPad のために、操作や見た目の改善、バグの修正を行いました。

• このバージョンから Internet Explorer 10 をサポートします。

バグや問題の修正

• カスタムフォーム上のメールアドレスのピルボックスの初期化問題を修正しました。

• 管理者アカウントが非アクティブの場合にデーモンが停止/起動できない問題を修正しました。

• ソーシャルエンタープライズ Web (SEW) 機能を利用できないライセンスで TeamPage をインストールするとき、SEW に関連のある部分を実行しないようにします。その判別部分をロードするためのデータベースのクエリ方法を変更しました。

• 一時ファイル (テンポラリファイル) の作成方法を変更し、ファイルが漏洩しないようにしました。一時ファイルは、サーバーセットアップ | サーバーファイルタブ | その他タブ | ファイルのアップロードタブの [ファイルの削除] ボタンをクリックして、手動で削除できます。このボタンをたびたびクリックすることを推奨します。 (DocJp582: テンポラリファイル)

• 「ファイル添付式」のジャーナルで記事をメールで転送するとき、記事に添付されていたファイルが転送されない問題を修正しました。「WebDAV添付式」のジャーナルではこの問題は元々発生しません。

• ある文字エンコーディングで、特殊な文字が含まれていると PDF 出力が失敗する問題を修正しました。

• メールで投稿された記事にメールで返信するとき、メールの送信元情報によっては、メールの送信に失敗する問題を修正しました。

• プロジェクトやマイルストーンのセクション（など）に表示されるタスクフォームのロード時間を大幅に短縮しました。以前のバージョンでは、Internet Explorer や Safari を使う場合、ロードされるまで非常に長い時間待たされることがありました。

• 「タグの付け替え」権限がないユーザーがタスクやプロジェクトのタグを変更すると JavaScript のエラーが発生する問題を修正しました。

• ファイルが添付された記事を含むダイジェストの送信に失敗することがある問題を修正しました。

• イベントリスナーがイベントを感知する方法を変更しました。この変更により、特にアクティブなユーザー数が非常に多い環境で、記事の投稿に不必要に長い時間がかかることがある問題が回避されます。

• ブラウザの Safari を使ってローカルシステム上のファイルをドラッグ＆ドロップで記事に添付さると、そのたびにセキュリティ警告が表示されていましたが、その表示方法を改善しました。

• ある特定のモバイル端末からの本文の無いメールが投稿されない問題を修正しました。

• 投稿されたばかりのタスク記事でインラインコメントが動作しない問題を修正しました。

• HTMLドキュメントからプレーンテキストを生成する変換スクリプトの出力結果に、CSS や JavaScript が混入してしまうバグを修正しました。

• Internet Explorer 9 の互換モードをサポートし、共有フォルダでファイルアップロードや新規フォルダの作成ができるようにしました。

• Internet Explorer で Proteus スキンに表示された特定のリンクが正しく動作しない問題を修正しました。

• Internet Explorer 8 で、Proteus スキンのスペース検索ダイアログにたくさんのスペースが表示されてしまうスタイル問題を修正しました。

• メールで転送する機能を使ったときに送信された添付ファイルの数が正しくカウントされない問題を修正しました。

• セクション設定で「他のセクションに表示されている記事は表示しない」オプションをオンにしたとき、場合によっては「最大」設定値が正しく反映されなくなる問題を修正しました。

• サーバーセットアップ | ネットワークタブの外向け HTTP リクエストの設定で def-val-null が発生することがある問題を修正しました。

• 「自分の記事だけ読み取り」権限だけがあるスペースで、タスク、マイルストーン、プロジェクトの "to do" と "done" タグの変更ができない問題を修正しました。

• 記事のタイトルにある特殊な文字が含まれているとき、複数の記事タグが正しく表示されないエンコーディング問題を修正しました。

• SEW の共有/コメントフォームとして使われるコンテントが、共有/コメント記事が投稿されるとき、あるテキストを誤って Wiki スタイルのリンクとして扱わない問題を修正しました。

• Web 上のあるコンテンツを共有しようとした時に発生するエラーを回避するため、SEW ブックマークレットを変更しました。

• ユーザーのプロフィールが Proteus スキンの検索結果画面に正しく表示されないことがある問題を修正しました。

• SMTP サーバーと POP/IMAP サーバーのテスト画面に TLS マネージャーの呼び出しボタンを設置しました。メールサーバーのサーバー証明書を TeamPage が信頼していない場合、メールサーバーとの連携がうまくいかず、TeamPage からメールの送信するときや TeamPage がメールを読み取るとき（メール投稿をするとき）にエラーが発生します。このボタンによって、メールサーバーのテスト画面からすぐに証明書を信頼する設定ができるので、便利でしょう。

参照

• SEW の共有フォームから投稿された共有記事に含まれる画像が表示されない問題を修正しました。

• 階層化されたリストの先頭に表示されるマーカー文字が、投稿/編集画面と実際の記事とで異なるというスタイル問題を修正しました。

Attachments:

notification_reply_target.png
mailserver_test_result.png

参照されている (1)

Download738: TeamPage 5.2.43 アップデート

参照している (3)

FAQ2146: Outlook.comのSMTPサーバーを使ってTeamPageからメールを配信するには DocJp582: テンポラリファイル FAQ126: GmailのSMTPサーバーを使ってTeamPageからメールを配信するには

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Categories: :DocJp:ChangeLog
Date: 2012/03/13; 15時05分15秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo