Title: TeamPage 6.2.28 アップデート

今回のリリースでは、品質管理モジュールの新しいバージョン、日本語をサポートした高機能検索、ジャーナルに記録された記事の削除に関する内部動作の改善、およびいくつかのバグ修正に焦点を当てました。詳しくは、下記の説明文をご確認下さい。

TeamPage 6.2 ダウンロード




品質管理モジュール



TeamPage の品質管理モジュールをアップデートし、2015年改訂版の ISO9001 へのさらなる対応を図りました。この品質管理モジュールは、リスク管理モジュールや改善プロジェクトモジュールと統合され、総合的な「新」品質管理ソリューションとなりました。

TeamPage の品質管理ソリューションにご興味のあるお客様は、お気軽に当社までご連絡・ご相談ください。

検索機能



日本語に対応した高機能検索



Apache Solr に基づいた、TeamPage の高機能検索で、日本語のドキュメントやクエリーを扱えるようになりました。

日本語ドキュメント用の Solr のセットアップ方法については、DocSolr1: Solr 高機能検索 マニュアル目次 をご覧ください。

リンクや子記事の選択ダイアログにおける対象記事の検索



• Solr などの外部検索エンジンが利用可能な場合、TeamPage の記事リンク作成ダイアログや子記事の設定ダイアログやその他の場所での該当記事検索で、その外部検索エンジンを使用するようにしました。

リンクの挿入ダイアログ

標準テキスト検索



テキスト検索を必要とするいくつかの機能では高機能検索を使用できません。また、すべてのお客様が高機能検索を利用しているわけではありません。今回のリリースでは、TeamPage の標準検索機能の改善も行いました。

• 特に日本語やその他の東アジア圏の言語を使用した検索クエリの生成において、クエリテキストを単語として認識し合致する結果を得る動作を大幅に改善しました。

• TeamPage の標準テキスト検索を使って入力補完を行ためのテキストクエリ生成の方法を改善しました。いくつかの小さなバグと制限事項を除去しました。

バグ修正



記事の削除



• 過去の特定のバージョンを閲覧中にコンテキストメニュー(右クリックメニュー)から [記事の削除] を実行すると、閲覧中の特定バージョンを削除するようにしました。削除の確認ダイアログにも閲覧中の特定バージョンの記事 ID が表示されるようになりました。

• 古いバージョンの記事の削除ダイアログにおいて、削除されていない記事が何も含まれていない場合は、削除を実行しようするとログイン画面を表示するようにしました。

高機能検索



上記の改善に加えて、高機能検索に関する以下の 2 つのバグを修正しました。

• コロン記号で終わる少なくとも 1 つの検索語句が適切に機能していないクエリを妨げるバグを修正しました。 通常、コロン記号は、検索語が高度なクエリの特定のフィールドにスコープされていることを示すために使用されるため、単純なテキストクエリの末尾にコロン記号がある場合、TeamPageがエスケープせずに外部検索エンジンにクエリを送信すると間違った構文となります。

• 検索ボックスに入力された検索キーワードをその場で検索結果に反映させる機能に関する問題を修正しました。この問題は、ユーザーが誤ったクエリを入力した場合や通信の問題が発生してクエリが実行できない場合など、検索結果が変わらなくなり、ユーザーに混乱を発生させていました。また、更新された検索結果を得るためにクエリが 2 回実行されていました。今回のリリースでは、クエリが 1 回だけ実行されるようになり、クエリによってエラーが発生した場合はエラーメッセージが正しく表示されるようになりました。

その他の修正



• アクティビティ > 投稿 のページにタグの変更や記事の編集記録などの「システム記事」が表示されるバグを修正しました。

• 子記事の編集ダイアログなどで記事 ID を元に対象記事を検索したとき、最初のバージョンの記事 ID ではなく最終更新の記事 ID が表示され、正しい子記事へのリンクが作成できないバグを修正しました。

• 共有フォルダの [ダウンロード] リンクをクリックしたとき、ファイル名に含まれる非 ASCII 文字が除去されてしまう問題を修正しました。

• Microsoft Active Directory などの外部ディレクトリ エンジンで不正なセキュリティ プリンシパル エンコーディングが適用されているアカウントに TeamPage のユーザー アカウントを紐付けようとしたときに TeamPage の様々な機能が正しく動作しなくなる場合がある問題を修正しました。

• ユーザーのメール アドレス設定の HTML がテキストとして表示される小さなバグを修正しました。

• 投稿コンテンツに適用されるべき低レベル クリーンアップが編集投稿時に適用されなかったバグを修正しました。標準の「リッチテキスト コンテンツ」のクリーンアップは適用されていましたが、「ジャーナル ポスト」が適用されていませんでした。

• トラスト ストア マネージャーの画面に表示されるべきエラーや警告メッセージが "#$feedback$" と表示されるバグを修正しました。

• ある不正なリクエスト パスを正しく扱えず HTTP Error 500 を返すバグを修正しました。本バージョンより、このようなリクエストをより適切に扱い、HTTP 404 Error などを正しく表示するようになりました。

• ある場合において、「メールで転送する」画面の To, CC, BCC の入力欄でメールアドレスの候補が表示されないバグを修正しました。

• [フィルター] メニューからフィルターを選択した場合や、セクションテーブルの「ドリル ダウン」リンクをクリックして、ある種のタグによる絞り込みを適用しようとしたときに、そのタグによるフィルターが正しく動作しないバグを修正しました。

• ある場合において、管理者が外部ディレクトリ サービスとの連携設定を行うと予期しないエラーが発生する問題を修正しました。

国際化(多言語対応)



• ディスカッション ウィジェットで使われているプレースホルダーのテキストを国際化しました。

• 共有フォルダの新規フォルダ作成ダイアログなどでキーボードの Enter キーが押されたとき、ユーザーが IME を使用している場合、Enter キーの入力を IME の変換確定として認識するようにしました。

その他の改善



• TeamPage にバンドルされている Apache Derby のバージョンを 10.14.1.0 から 10.14.2.0 にアップデートしました。詳しくは db.apache.org/der… をご確認下さい。

• セクション テーブルやその他のアドオンに表示される、プロジェクトやマイルストーンの [完了タスク] [タスク合計] [完了率 (%)] の計算方法を改善しました。

• GWT の RPC HTTP API に関する「予期しないエラー」のログ記録方法を修正しました。これは一般的に、レスポンス書き込み失敗によって発生します。

• 共有ファイルおよび添付ファイルに使用されるコンテンツ管理リポジトリ用の TeamPage の診断レポートツールは、リポジトリが移植可能なファイル名を実装する方法を正しく考慮して更新され、追加の種類の問題を探すために拡張されました。 このツールは、サーバーセットアップ権限を持つユーザーがブラウザから使用できるようになり、ホストマシンのコンソールにアクセスせずにレポートを生成しやすくなりました。

• TeamPage が Active Directory などの外部ディレクトリで定義されたユーザーアカウントおよびグループに関連するキャッシュ データを更新する頻度を管理する既定の間隔を変更しました。

開発者向けの変更



米国サポートサイトにて詳細をご確認下さい。 --> support.tractions…



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Date: 2018/08/12; 0時45分30秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo