Title: TeamPage 6.2.23 アップデート

この TeamPage リリースは、いくつかのバグ修正やその他の改良に焦点を当てています。主要な修正点は次のとおりです。

詳しくは、下記リリースノート詳細をご確認ください。





バグ修正



バックグラウンドでのメモリ クリーンアップ



バックグラウンドでのメモリ クリーン アップは、TeamPage が消費するメモリ量が設定された上限（最大ヒープサイズ）に達するごとに実行されます。JVM のガベージコレクションによってメモリを開放しやすいようにするため、既定では 80% に設定されています。

• 自動メモリ クリーンナップが実行された後に、プレミアム検索機能など、いくつかの機能が正しく動作しなくなるバグを修正しました。

• 自動メモリ クリーンアップの実行中に不要な動作が行われるバグを修正しました。

• 特定の条件において、TeamPage の起動直後に自動メモリ クリーンアップが実行されるバグを修正しました。

メモ: このバージョンの TeamPage をインストールすると、サーバーのログファイルに自動メモリ クリーンアップの実行がインストール前より頻繁に記録されるようになる可能性があります。サーバーセットアップ > 一般 > Java 設定 ページの [最大ヒープサイズ] を変更することで実行頻度を調整できます。



Windows サービス



TeamPage のインストーラーによって設定される、Windows サービスのラッパー設定に関する問題を修正しました。TeamPage を Windows 環境で運用されているお客様は、以下の修正を提供するため、本バージョンへのアップデートをご検討ください。

• Windows の [サービス] 一覧画面から TeamPage のサービスを停止するとき、停止に至るまでの過程が綺麗に行われず、使用中のジャーナル フォルダの中に lock ファイルが残されたり、データベースのメタデータ インデックスファイルがクリアされず、次回記事同時にインデックスの再構築（リビルド）を要求されたりする問題を修正しました。

• サーバーセットアップ > 一般 > サーバー管理 の [TeamPage のシャットダウン] ボタンをクリックしたとき、シャットダウンされた TeamPage がその直後に再び起動してしまうことがある問題を修正しました。

• TeamPage の外部 JavaDB サービスが動作せず、「Program.0.current」のような名前のフォルダが TeamPage のインストール先ドライブ（例: C:\）に作成された Java に関連するログファイルが保存される問題を修正しました。

投稿/編集フォーム



• マイルストーンに関連付けられたタスクの締切日が空欄になってしまう、TeamPage 6.2.22 で発生したバグを修正しました。

• HTTP の "Content-Type" によってフィルタリングを行う型のファイアウォールを経由して TeamPage へアクセスしている場合に、投稿/編集フォームへファイルを添付したり添付済みのファイルを削除したりすることができなくなるバグを修正しました。

リッチテキスト エディタ



• リッチテキスト エディタ (TinyMCE) のツールバーなどの表記が常に英語になり、ユーザーが選択したロケール（言語）が反映されないバグを修正しました。

• その他のいくつかの UI、例えば、共有フォルダ内のファイルの履歴を確認するダイアログなどで、表記が常に英語になる問題を修正しました。

• 記事の本文にリンク無しのアンカー タグが挿入されている場合に、プレイス ホルダーの画像が表示されないバグを修正しました。

iCal 同期用フィード



• プロジェクトとマイルストーンのサイドバーにある iCal 同期用リンクが正しく動作しないバグを修正しました。

• FullCalendar プラグインを使用している場合に、SQL エラーがログファイルに記録され、iCal 同期フィードが生成されないバグを修正しました。

共有フォルダ



• TeamPage の共有フォルダを Windows の「ネットワーク ドライブ」や「ネットワークの場所」および Mac の「サーバーへ接続」に登録する時に使用されるリンクを、共有フォルダ画面のサイドバーのリンクから取得すると、ホスト名の次に余計なスラッシュ記号が挿入されてしまう問題を修正しました。

Apache Solr プレミアム検索



• 「簡易検索」モードを使用中に、引用記号の中に AND や OR をタイプしない場合に、AND や OR を含むクエリが正しく動作しない問題を修正しました。

タスク一覧



• あるケースにおいて、ユーザーのワークリストやプロジェクトのタスクリストなど、順序を設定可能なタスク一覧での順序が、現在リストを閲覧中のユーザーの画面に正しく反映されない問題を修正しました。

• 順序設定可能タスクリストの「セパレーター記事」のメタデータ トラッキングが、あるユーザー宛に古い情報になってしまう問題を修正しました。

• セパレーター記事を含むプロジェクトやマイルストーンのタスク一覧を表示すると、ログファイルにエラーや警告が記録される問題を修正しました。

外部ユーザー ディレクトリ サービスとの連携



• NTLMv2 認証方式での TeamPage へのログイン失敗時のいくつかの取り扱い方に関するバグを修正しました。これは、認証されていないのに TeamPage にアクセスが可能になるような、セキュリティ問題ではありません。また、ユーザーのブラウザ表示に影響するものでもありません。ただし、エラーメッセージとエラー状況の記録がログファイルに記録されていました。本バージョンから、この種の問題は、エラーではなく警告としてログに記録されるようにしました。

• ユーザー管理のために外部ディレクトリ サーバー（例: Microsoft Active Directory）を使用するように設定されているジャーナルで、極稀なケースにおいて、TeamPage の起動に失敗する問題を修正しました。

その他の修正



• TeamPage 6.2.22 で発生した、コレクタの画面で保存やコピーなどの操作を実行するときに Home ページに移動してしまうバグを修正しました。

• あるユーザーのプロフィールページを表示したとき、当該ユーザーのプロフィールの編集権限がない場合でも、[プロフィール編集] タブが表示される問題を修正しました。

• ある場合に TeamPage が動作状況を冗長的にログに記録してしまう問題を修正しました。

• 記事の編集履歴の閲覧権限のないユーザーが記事の閲覧履歴画面を表示したときに表示されるエラーメッセージを国際化/ローカライズしました。

• ログファイルに "Failed to retrieve a target object from scope" が記録されるバグを修正しました。

改善点



• ディスクへのランダム読み込み・書き込みアクセスに使われる、オープン ファイル リソースの情報を集めるようにしました。

• 添付ファイルの保存操作のために統計情報を収集する方法を変更して、添付ファイルを実際のファイルストアに実際にコミットするのにかかる時間をより適切に反映させました。

• TeamPage の証明要件モジュールにて、編集画面に表示される英語とフランス語の表記を短くして、よりスッキリと表示されるようにしました。

開発者向けの変更点



• TeamPage 6.2.22 で導入された、予定の投稿/編集フォーム上の "form-field-value-change" イベントにおいて、開始日と終了日のフィールドの値が正しくなるように自動的に変更されるようにしました。

• プロジェクト、マイルストーン、そして予定の投稿/編集フォームのテーブルの行 (HTML の <tr> タグ）にクラス名を入れ、特定の行のスタイルを変更したり jQuery などを使って操作できるようにしました。



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Date: 2018/03/31; 12時03分03秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo