Title: TeamPage 6.2.21 アップデート

この TeamPage リリースは、いくつかのバグ修正やその他の改良に焦点を当てています。

すべての TeamPage のお客様は、この新しいバージョンにアップデートすることを推奨します。





バグ修正



• 本バージョンより、TeamPage は、Google Web Toolkit バージョン 2.8 を使用します。この更新により、ここ最近リリースされた バージョンの TeamPage で発生していた、Google Chrome ブラウザを使用している場合にいくつかの UI が正しく動作しない問題が解決されます。

• TeamPage がジャーナル エントリ データをメモリにキャッシュする方法に関するバグを修正しました。このバグにより、TeamPage ホストの Java 仮想マシンはメモリを再利用できませんでした。場合によっては、これにより TeamPage サービスが一時的に応答不能になったり、極端な場合にはメモリが不足してクラッシュする可能性がありました。

• 単一のドキュメント ビューに表示される「ダウンロード」ボタンを使用してファイルをダウンロードしたときにリソースが正しく処理されないというバグを修正しました。このバグにより、TeamPage のホスト Java 仮想マシンがメモリまたはファイル記述子リソースを再利用できないことがありました。

• ログファイル (traction.log や debug.log) にフル リクエスト URL がしばしば記録されないバグを修正しました。

• TeamPage の全文検索インデックスにエントリー プロパティが正しく格納されないバグを修正しました。標準の検索機能を使用している場合(Attivio や Solr 等の外部検索エンジンを使用していない場合)、本バージョンへアップデート後、リビルドを実行してください。(サーバーセットアップ > 一般 > サーバー管理 ページの [(オプション) 次回の起動時にインデックスを再構築する] チェックボックスをオンにして TeamPage を再起動します)

• 新規作成されたタスクが、作成直後、ユーザーが閲覧中のタスク一覧に表示されないバグを修正しました。この問題が発生した場合、TeamPage の画面下部に、新規作成したタスクが現在のページのフィルター設定に合致していないという旨のエラーメッセージが表示されるようになっていました。

• サーバーの初期化時に、いくつかのイベント リスナーが正しく実行されない問題を修正しました。

• 画面右上のログイン名(ログイン中のユーザーの名前)が表示さているメニューをドロップダウンしたときに表示される、近況アップデート投稿フォームのスペース選択欄で、マウスカーソルを移動させたときにレイアウトが崩れる問題があり、修正しました。

• 共有フォルダ内のファイルやフォルダの名前に空白文字(スペース)などが含まれている場合に正しく表示されない、TeamPage 6.2.17 で発生したレグレッション問題を修正しました。

• インデックスの完全再構築を実行するときに、TeamPage の組み込み型全文検索インデックスを生成するために使用される予想される記事コンテンツのレンダリングから、ある程度の軽微な省略やその他の予期しないマイナーな逸脱を引き起こす可能性があるバグを修正しました。

その他の改善



• 顧客管理モジュール (CRM プラグイン) の動作パフォーマンスの改善を行いました。

開発者向けの変更



エントリー クラス (記事クラス)



• エントリー クラスの link_by_names_default_disabled=true|[false] 設定を修正し、記事の編集時ではなく新規作成時に適用されるようにしました。スペース毎の 既定で記事に名前を付けるこのスペースの記事には、少なくとも 1 つの名前を付ける 設定を無視して記事を作成できるため、このエントリー プロパティは、特別な記事の種類を作成するカスタマイズを行っている場合に特に有用です。

• また、エントリー クラスの ignore_moderation=true|[false] 設定を追加し、(投稿先スペースで ドラフト/パブリッシュ機能 が有効になっている場合)投稿先スペースのモデレーションに関する権限要求や設定を無視して記事を新規作成できるようにしました。

HTML からプレーンテキストへの変換とクリーン アップ



• SDL の <transform.html2text> タグで withEntities="false" 属性を指定している場合や、Transformer.htmlToPlainText() から返される、対応する SDK com.traction.sdk.util.Transformer を使用する場合、空白文字(スペース)をノーマライズ したり破壊したりしないようにしました。これは、非改行スペースや幅ゼロのスペースなどの特殊な空白文字が普通の空白文字に変換されたり、連続する空白文字が単独の空白文字に変換されたりしないことを意味します。



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Date: 2018/02/20; 14時09分33秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo