Title: スペース毎のメール投稿時の記事クラスの選択 プラグイン

TeamPage へメールでタスクや近況アップデートなどを投稿するには、メールの件名(タイトル)の初めに task: や status: などの接頭語を書く必要があります。これらの接頭語がない場合、メールは「普通の記事」として投稿されます。

…が、このプラグインを導入すると、接頭語がない場合に、「タスクとして、近況として、プロジェクトとして…など、どんな種類の記事として投稿されるようにするか」をスペースごとに設定できるようになります。接頭語がある場合は、従来通り接頭語で指定された種類で投稿されます。



ダウンロード



下のリンクをクリックして、プラグインの .zip ファイルをダウンロードします。

com.traction.mail.filter.defaultentryclass /db/attachments/download/1061/share/
 9.1 KBcom.traction.mail.filter.defaultentryclass-1.0.1.zip2014/06/2617:32:01 JST


インストール



ダウンロードしたプラグインの .zip ファイルを、サーバーセットアップ > プラグイン で選択してインストールします。

インストール済みプラグインの一覧に「Custom Per-Space Default Entry Class for Received Mail Messages」がグレーアウトして表示されます。

再起動が必要

インストール後、サーバーセットアップ > 一般 > サーバー管理 の [TeamPage の再起動] をクリックして TeamPage を再起動してください。TeamPage クラウド環境では再起動が 2 回必要です。

使い方



設定



既定の記事クラスの選択





「Custom Per-Space Default Entry Class for Received Mail Messages」プラグインの [設定] をクリックします。

[Default Entry Class for Entries Created in This Space from Email Messages] で記事クラスを選択し、[適用] をクリックします。

設定

サーバー メールボックスのメール フィルターの設定



ここでの設定は、サーバーメールボックスで受信するすべてのメールに適用されます。

サーバー管理者は、サーバー メールボックス (すべてのスペースの共通メールボックス) の メール フィルタ の設定ができます。

サーバーセットアップ > メール > 受信メール(IMAP/POP3) > フィルターとルール の [メール フィルタ] の [既定値を使用] チェックボックスをオフにします。

[選択可能] 欄の [Per-Space Default Entry Class] を選択して [選択済み] 欄へ移動させ、[適用] をクリックして変更を確定します。

メールフィルターの設定

スペース メールボックスのメール フィルターの設定



ここでの設定は、スペースメールボックスで受信するメールだけでなく、サーバーメールボックスで受信後にスペースに配送されるメールにも適用されます。

サーバー管理者は、サーバーセットアップ > 既定値 > スペース メールボックス > フィルターとルール の [メール フィルタ] ですべてのスペースの既定の設定ができます。

スペース管理者は、スペース セットアップ > メールボックス > フィルターとルール の [メール フィルタ] で、そのスペースの設定ができます。

[既定値を使用] のチェックボックスをオフにして、[選択可能] 欄の [Per-Space Default Entry Class] を [選択済み] 欄へ移動させます。その後、[適用] をクリックして設定を確定します。

動作例



設定を行ったスペース(ここでは「Labo」スペース)へメールで投稿します。「Labo」スペースでは、件名に「task:」が無い場合に「タスク」記事クラスで投稿されるように設定してあります。

メール投稿の例

上図のメールは、下図のようにタスクとして投稿されます。

メールで投稿されたタスクの例

注意



スレッドへのコメント投稿



コメントとして投稿されるメールには、このメールフィルタは適用されません。つまり、例えば、タスクの通知メールに返信すると、その返信はコメントとして投稿されるので、タスクとしては投稿されません。

タスク投稿時の担当者や関連プロジェクトの指定



メールをタスクとして投稿するときに担当者や関連プロジェクトを指定するには、メールの件名に @<UserName> や @<EntryID> だけでなく、接頭語の「task:」も必要です。

例えば、下図の「動作例AAA」メールは、件名に「task:」が無いため、件名の @<担当者名> は無視され、@記事ID はコメント先記事として認識されます。すなわち、@記事ID で指定された記事へのコメントとして認識されます。そのため、このメールは通常の記事として @記事ID で指定された記事へのコメントとして投稿されます。

コメントとして投稿されるメール

下図のように、件名の頭に「task:」を挿入すると、@<担当者> は担当者の指定情報として認識され、@記事ID は関連プロジェクトの記事IDとして認識され、タスクとして投稿されます。

タスクとして投稿されるメール

下図は、上図 2 つのメールの投稿結果です。

投稿結果



Attachments:
require_restart.png
configuration_view.png
mailfilter_server_mailbox.png
email_example1.png
task_example1.png
example1.png
example2.png
labo_feed_example.png
Shared Files for Download1061
Article: Download1061 (permalink)
Categories: :DocJp:プラグイン
Date: 2014/06/26; 17時31分33秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo