DocJp616: カスタムテキストパターンウィジェット

Title: カスタムテキストパターンウィジェット

TeamPage は、記事内の一定のパターンを別のパターンに置き換えて表示することができます。このカスタムテキストパターンウィジェットは、置き換え設定（変換設定）の登録や、どの置き換え設定を使うか（あるいは使わないか）を選択する機能です。なお、置き換え設定は複数登録することができます。

既定では、[既定値を使用] チェックボックスがオンになっており、「UPS Tracking Codes」という置き換え設定だけが登録され、利用可能（アクティブ）になっています。チェックボックスをオフにすると下図のように「非アクティブ」と「アクティブ」の欄が表示されます。

新しい置き換え設定の登録

新しい置き換え設定を作成するには、[編集] ボタンをクリックし（上図参照）、トークンの編集画面を表示し、置き換えられるパターンと置き換えるパターンを登録します。

ここではNGワードをアスタリスク記号の伏字に置き換える設定と、特定のキーワードを赤く表示する設定の2つを例に解説します。

NGワードをアスタリスクに変換

トークンの編集画面が表示されたら、画面下部の「名前を付けて保存」欄に設定名を記入し、その右側の [保存] ボタンをクリックします。ここでは「NGワード伏字変換」という変換名を付けました。画面右上の「ファイルの選択」ドロップダウンリストに保存した設定名が表示されたことを確認してください。

置き換えパターンの登録

次に、置き換え設定の説明文や置き換えるパターンの登録を行います。

トークンの説明 ... 置き換え設定の簡単な説明文を記入します。
正規表現のパターン ... 置き換えられるパターンを正規表現で記述します。合致したパターンは、次の「文字列のフォーマット」に記述された内容に置き換えられます。
文字列のフォーマット ... 置き換えるパターンを記述します。

この「NGワード伏字変換」は、記事中の次のパターンをアスタリスク4文字に変換して表示します。

「楽」の次に何らかの文字列が続き、その後に「稼」、その後に「が」～「ご」が続くパターン（例：楽して稼げます）
「布施」の次に何らかの文字列が続き、その後に「呪」が続くパターン（例：布施せよ。さもなくば呪われる）
「的中率」の次に何らかの文字列が続き、その後に「予想屋」が続くパターン（例：的中率100%の予想屋）
「激安販売」や「fushianasann」などの文字列...など

これらのパターンを「or」を意味するパイプ記号で列挙し、次のように記述します。。

正規表現のパターン ... 楽.+稼[が-ご]|布施.+呪|的中率.+予想屋|激安販売|fushianasann|その他のNGワード
文字列のフォーマット ... ****

両設定欄に記入したら、[保存] ボタンをクリックして設定を保存します。

置き換えのテスト

置き換え設定が意図通りの動作になるかテストを行って確かめます。

「トークンのテスト」の「入力」にNGワードを含む文を記入し、[テスト] ボタンをクリックします。「テスト結果」に意図通りに置き換えられた文字列が表示されれば成功です。意図通りの結果にならない場合は、設定内容を再確認してください。

特定のキーワードを赤く表示

ここでは「高脂血症」「脂質異常症」「Hyperlipemia」「Hyperlipidemia」の4つのキーワードが赤い色で表示される（赤い色の装飾付きに置き換えられる）ようにします。設定の内容は下図のようになります。

置き換えパターンの登録

「正規表現のパターン」には、4つのキーワードを「or」を意味するパイプ記号 (|) で区切って並べます。

前後が括弧()記号で囲まれているのは、合致した部分を取り出すためです。括弧()で囲まれた部分は、「文字列のフォーマット」欄で{X}を使うことで取り出して利用することができます。

(高脂血症|脂質異常症|Hyperlipemia|Hyperlipidemia)

「文字列のフォーマット」では、<font> タグを使った装飾を指定します。{1} は、上述のように、「正規表現のパターン」欄の括弧()内で合致した部分を取り出すための記述です。{1}は「1つ目の括弧で取り出された内容」を表します。

<FONT color="crimson">{1}</FONT>

置き換えのテスト

次のように、置き換え設定が意図通りに動作するかどうかを確認します。

置き換え設定の有効化/無効化

新しく作成した置き換え設定は、そのままでは有効化（アクティブ）されません。カスタムテキストパターンウィジェットの「非アクティブ」欄で有効にしたい置き換え設定を選択し、「移動」の [→] ボタンをクリックしてください。「アクティブ」欄に移動したら、[適用] ボタンをクリックして変更を確定させます。

以上で置き換え設定が有効化されました。実際の記事で動作を確認してください。

置き換え設定を無効化（非アクティブ）するには、カスタムテキストパターンウィジェットの「アクティブ」欄で無効にしたい設定を選択し、「移動」の [←] ボタンをクリックしてください。「非アクティブ」欄に移動したら、[適用] ボタンをクリックして変更を確定させます。

Attachments:

custom_token_02.png
custom_token_04.png
custom_token_05.png
custom_tokens_enabled.png
custom_token_06.png
transform.png
カスタムテキストパターンウィジェット.JPG

親記事に追加されている (1)

DocJp1220: サーバーセットアップ > サーバーファイル

参照されている (2)

DocJp1220: サーバーセットアップ > サーバーファイル DocJp192: サーバーセットアップガイド

Article: DocJp616 (permalink)
Date: 2010/04/16; 17時29分54秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo