Title: カンバンとは?

カンバンは、日本語の「看板」に由来し、ホワイトボードに付箋を貼るように、タスクの進捗を視覚的、効率的に管理するための機能です。

トヨタ自動車が製品の生産スケジュール管理のために開発・導入したのが始まりです。



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特徴



タスク(課題)の状態を素早く把握できる



各タスク(課題)はボード上に付箋のようなカードとして表現され、カードを「列」や「行」に移動させることでタスクの状態を変更します。

ボードに登録されたばかりのタスクは「スタート」列に表示されます。必要に応じて「対応中」「検証中」「確認済み」「完了」などの列を追加しましょう。

メモ: 列のことを「カラム」、行のことを「スイムレーン」と呼びます。スイムレーンを作成するとボードの見た目がちょっと複雑になりますので、まずはいくつかのカラムの作成から始めることをオススメします。



ドラッグ&ドロップで直感的に変更できる



各タスクはボード上のカードとして表現され、カードをドラッグ&ドロップで別の列や行に移動することでタスクの状態を変更できます。

例えば、カードを「スタート」列から「対応中」列に移動させれば、そのタスクは「誰かが着手して、進行中である」という状態に変化します。

列内のカードの並び順もドラッグ&ドロップで変更できます。優先度順や重要度順に並べておくと、何から着手すべきかが一目瞭然になり、便利です。



他のユーザーによる変更内容がリアルタイムに反映される



カードの位置や状態はリアルタイムに更新され、チームメンバーはいつでも最新の状態を確認できます。

別のブラウザーにも最新の状態がリアルタイムに反映されるので、ブラウザーを再読み込みする必要はありません。

フィルターを追加して絞り込める



ボード上のカードの数が多くなると、目的のカードを見つけるのが大変になります。

そんなときは「フィルター」機能を使って、特定の条件による絞り込みをしましょう。

検索テキストを入力してタイトルで絞り込んだり、優先度、担当者、関連プロジェクトやマイルストーンなど、様々な条件を指定できます。

プロジェクト管理機能との連携できる



TeamPageのカンバン機能は、TeamPageのプロジェクト管理機能とシームレスに連携しています。

プロジェクトやマイルストーンにいくつものカンバンボードを追加できます。(多くの場合、カンバンボードは1つで十分ですが)

タスクに限らず、何でも登録できる



TeamPageでは、タスクだけでなく、スケジュール、チャット、会議メモ、不適合報告など、目的に応じて様々な「エントリー」を投稿できます。

TeamPageのカンバンボードには、これら、あらゆる種類の「エントリー」を関連付けできます。つまり、あらゆる情報のステータスを管理することができるのです。

また、同じエントリーを複数のカンバンボードに関連付けることができ、様々な視点から進捗を管理することができます。

例えば、新製品をリリースするタスクがあるとします。開発部、営業部、マーケティング部用の3つのカンバンボードを作成し、そのタスクをそれぞれのカンバンボードに関連付けます。このようにすることで「開発部では完了」「営業部では進行中」「マーケティング部ではまだ準備中」など、部門によって異なるステータスを表示できます。

基本的な使い方



カンバン機能の基本的な使い方については、下記のページをご覧ください。

カンバンボードを作成する

カンバンボードにカラムを追加する

スイムレーンを追加する

カンバンボードに新しいタスクを登録する

新しいタスクのテンプレートを登録する



Attachments:
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Article: DocJp2603 (permalink)
Date: 2022/12/13; 17時14分03秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo