Title: ログファイルを使ったトラブルシューティング

外部ディレクトリサーバーのユーザーのルックアップが失敗したとき、下図のようなエラーメッセージが表示されます。

ルックアップの失敗

失敗する原因として、TeamPageの設定、外部ディレクトリイサーバーの設定、ネットワークの設定などの誤りが考えられます。

TeamPageにはいくつかの原因調査ツールが用意されています。ツールを使って得られた情報を元に、原因がどこにあるのかを特定し、問題を解決してください。

「ユーザーディレクトリのテスト」画面下部に [デバッグ情報の記録設定はここをクリック] リンクがあります。ここをクリックすると、サーバーセットアップのサーバーファイル タブが開きます。

ログ設定を開く

デバッグログの記録を有効にする



サーバーファイル タブ の中の、ログファイル タブ | デバッグ タブ を開き、[デバッグ情報を記録する] チェックボックスをオンにします。

その下の「ファイル名」欄には、デバッグ情報を記録するファイル(デバッグログ)の名前を記入します。既定で logs/debug.log です。これは、server ディレクトリ直下の logs ディレクトリ内の debug.log というファイルに記録することを意味します。

デバッグ記録を有効にする

次に、「含める内容」欄のチェックボックスで、デバッグログに記録する内容を指定します。LDAPやActive Directoryのデバッグ情報を得るには、次のチェックボックスをオンにしてください。



設定完了後、[適用] ボタンをクリックしてください。

注意:調査終了後、[デバッグ情報を記録する] チェックボックスをオフに戻してください。オンのまま使用し続けると、ログが肥大化してディスクを圧迫したり、TeamPageの反応が遅くなったりすることがあります。

ログファイル ビューア の使い方



「ユーザーディレクトリのテスト」画面の [ログファイル ビューアを開く] リンクをクリックします。

ログファイルビュアーを起動

「ファイルの検査」画面(ログファイル ビューア)が表示されます。

画面に用意されたボタンやチェックボックスなどのコントローラを使用して、ログファイルの調査をしてください。

ファイルの検査画面

1. 表示しているファイルの名前です。右クリックして [対象をファイルに保存] (IEの場合) を選択することで、ローカルマシンにファイルをダウンロードできます。

2. ファイルの内容です。下の「5」で指定された行数だけが表示されます。

3. 長い行の折り返しをするかしないかを切り替えるチェックボックスです。

4. 上の「1」と同じく、表示中のファイルの名前です。

5. 一度に表示する行数を指定します。

6. 現在の位置や表示中のファイルの大きさやを表します。

7. ファイルの最初に移動し、指定された行数分を表示します。

8. 前方向に、指定された行数分だけスクロールします。

9. 同上。

10. 紺色の幅は、ファイル全体の中の割合を表します。

11. 後ろ方向に、指定された行数分だけスクロールします。

12. 同上。

13. ファイルの末尾へ移動し、指定された行数分を表示します。

14. 検索欄です。

15. 検索時に大文字と小文字を区別するかどうかを切り替えるチェックボックスです。

16. 検索に合致した文字列を含む最初の行に移動するボタンです。

17. 検索に合致した文字列を含む前の行に移動するボタンです。

18. 検索に合致した文字列を含む後の行に移動するボタンです。

19. 検索に合致した文字列を含む最後の行に移動するボタンです。

20. 画面を閉じるボタンです。



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Article: DocJp101 (permalink)
Date: 2009/09/10; 17時06分58秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo