Title: Solr 9 の日本語用の設定ファイルの設置 (Linux / TeamPage 7.x)

Solr 9 で日本語を扱うための設定セット「traction_ja」は、Solr のインストーラーではなく「Apache Solr 検索サポート」プラグインに含まれています。

この「traction_ja」設定セットを solr コマンドを使って Solr にインストールします。

関連記事: DocSolr55: Solr 検索を利用するためのプラグインのインストール



プラグイン zip ファイルの中の日本語用の設定フォルダ



プラグインのフォルダ「com.traction.extsearch.solr」の中に etc/solr/configsets/traction_ja/conf フォルダがあることを確認します。

traction_ja

日本語用の設定は、この conf フォルダの中に収められています。

ここでは、conf フォルダの親の traction_ja フォルダを home ディレクトリ (ユーザー「solr」の home --> /home/solr) にコピーして設置したものとして説明します。

日本語設定をインストール



日本語用の設定をインストールするには、Solr がインストールされたディレクトリ配下の solr/bin ディレクトリにある solr スクリプトに zk オプションをつけて実行します。

このディレクトリのパスは、既定でインストールした場合は ~/Solr/solr/bin です。

home ディレクトリの traction_ja/conf をインストールする場合、次のコマンドを実行します。

./solr zk upconfig -z 127.0.0.1:9983 -n traction -d ~/traction_ja/conf


下図は実行例です。



WARN ... OPEN_ACL_UNSAFE ... これは「アクセス制限(パスワード等)が設定されていないけど大丈夫?」という警告です。ローカル環境や社内環境では標準的な状態ですので、問題ありません。

Uploading ... for config traction ... これが「今、設定ファイルをインストールしてますよ」というメッセージです。

エラーが出ずにプロンプトに戻っているので、インストールは成功です。

念の為、Solr の管理画面 http://localhost:8983 へアクセスし、設定ファイルがインストールされているか確認します。

Solr のホストの外部から管理画面にアクセスするには、Solr のホスト側のファイアーウォールで TCP 8983 ポートを開放し、Solr の起動スクリプトで外部からのアクセスを許可する必要があります。詳しくは、Solr 9 の管理画面を表示するには (TeamPage 7) を参照してください。



左サイドバーの Cloud > Tree を選択し、右に表示されたツリーの中から /configs を開き、中に traction が表示されていることを確認します。
traction の中の schema.xml を選択し、右側に表示された内容の中に solr.JapaneseTokenizerFactory などの日本語用の記述があることを確認します。

これで Solr 9 の日本語用の設定は完了です。



Attachments:
traction_ja_conf.png
run_solr_zk.png
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Article: DocSolr196 (permalink)
Date: 2026/02/03; 12時34分09秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
Author ID: jpbo