Title: 既存の営業所を変更する

既存の営業所名を変更する場合、例えば「横浜」を「小田原」に変更するような場合、システムに既に登録されている「横浜営業所の作業員」や「横浜営業所の作業員の出勤票」を手動で更新する必要があります。

ここでは、その手順を説明します。



プラグイン設定で営業所名を変更



プラグイン設定の [営業所 タグ グループ] で営業所の名称を変更します。

ここでは「横浜」営業所を…



「小田原」に変更することにします。



[適用] ボタンをクリックして変更を確定します。

作業員記事に付けられたタグの変更



作業員がどの営業所に所属するかの情報は、作業員の記事にタグとして登録されています。(例えば、「横浜」営業所に所属する作業員の記事には「横浜」タグが付けられています。)

プラグインの設定で、営業所の名称を「横浜」から「小田原」に変更しましたが、すでに作業員の記事に付けられている「横浜」タグが自動的に「小田原」に変更されることはありません。手動でタグを「横浜」から「小田原」に変更する作業が必要です。

画面上部の [タグ] タブを開き、「横浜」のリンクをクリックします。



「横浜」タグが付いた作業員の記事が一覧表示されます。

必要に応じて、[記事ボリューム] ドロップダウンリストから記事の表示ボリュームを変更してください。



いずれかの記事の上にマウスカーソルを移動させ、表示された灰色メニューの [その他] をクリックするか、あるいは記事を右クリックして(左クリックではありません)メニューを表示し、[ページ] > [タグを付け替える] を選択します。



タグの付け替えフォームが表示されます。

[タグの削除] 欄で削除するタグ(ここでは「横浜」)を選択し、[タグの追加] 欄で追加するタグ(ここでは「小田原」)を指定します。

変更が適用される作業員記事を確認したら、[変更を適用] ボタンをクリックします。



再び [タグ] タブを開くと、[小田原] のリンクが表示されます。



リンクをクリックして「小田原」タグが付いた作業員記事を一覧表示し、営業所が正しく変更されていることを確認します。



[基本登録] > [作業員] > [小田原] ページを開き、作業員が正しく表示されることを確認します。



データベースの更新



以上で、作業員のタグを「横浜」から「小田原」に変更できましたが、出勤票に紐付けられている営業所情報を手動で更新する必要があります。

(「横浜」の営業所の作業員の出勤票には「横浜の作業員が勤務した」という情報が残っており、これを「小田原の作業員が〜」という最新の営業所名に更新する必要があります。)

システムに登録されている記事件数が多いと、データベースの更新が完了するまでしばらく時間がかかることがあります。更新作業は業務時間外に行うことを推奨します。



データベース管理画面の表示



サーバー管理者として TeamPage にログインします。

検索ボックスに /labordbtools と入力し Enter キーを押します。



「Labor Database Tools」という画面が表示されます。

作業員の仮予約データのバックアップ



下記の「全記事情報のデータベースへの再読み込み」作業を行う前に、必ず次の手順で作業員の仮予約データのバックアップを取ってください。

「全記事情報のデータベースへの再読み込み」を行うと、作業員の仮予約情報はすべてクリア(削除)されます。仮予約情報はジャーナルには保存されておらず、ジャーナルから復元することはできません。必ずバックアップを取るようにしてください。



[DB Tools for Reservations] リンクをクリックします。



作業員の仮予約情報が一覧表で表示されます。

最初の行の行番号(左上)からマウスをドラッグし、最終行の一番右側までを選択し、コピーします。(キーボードの CTRL + C を押す)



コピーした内容を適当なテキストエディターに貼り付け、保存します。(下図のテキストエディターは Visual Studio Code です)



全記事情報のデータベースへの再読み込み



最初の画面に戻って [Advanced] リンクをクリックします。



[Erase+Install+Import (Clean)] ボタンをクリックします。



ボタンがクリックされると、全データベースが削除され、新しくデータベースが作成された後、ジャーナルから記事情報が一件ずつ読み込まれてデータベースに保存されていきます。

作業の進行状況は、オンプレミス運用の場合のみ、コンソール上(または server ディレクトリにある traction.out.txt ファイル)で確認できます。下図のように、「Labor Data Full Import: Complete」と表示されたら、読み込み作業は完了です。



作業員の仮予約データの復元



最後に、作業員の仮予約情報を復元します。

[DB Tools for Reservations] リンクをクリックします。



作業員の仮予約情報を表示する画面が表示されますが、この時点ではすべての仮予約情報が削除された状態になっています。

[Recording Form] ボタンをクリックします。



表示されたテキストエリアにバックアップしておいた内容を貼り付け、[送信] ボタンをクリックします。



結果が表示されます。「作業員名 was successfully put into the database...」と表示されれば読み込みは成功です。



[View Table] ボタンをクリックし、仮予約情報が復元されたことを確認します。



以上で、営業所の変更作業は終了です。



Attachments:
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Article: DocLabor23 (permalink)
Date: 2021/10/21; 15時44分08秒 JST

Author Name: TeamPage サポート
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